~自分の親と一緒に終活をしてみよう~

なぜ終活について書くのか
なぜ「終活」について書くのか。
このテーマには「親の終活を一緒に考えていけたらよかった」という私自身の切実な思いが込められています。
母の終活
実家で一人暮らしをしていた母は、70代後半くらいから自宅の物を減らす「終活」を始めていました。
時々「このカバンもう使わないからもらっていって」と渡されることもあり、私は「カバン好きの母がここまでするなら、本気だな。」と思ってる「傍観者」に近かったです。
母の遺言ノート
そんな母が、わずか1週間の闘病の末に急逝したのが、81才になるはずだった約一年前のこと。
悲しみに呆然とする間もなく押し寄せる決断の連続。
姉弟で家族で色々な相談をしながら「人ひとりの死」のあとにやるべき事をひとつひとつ、手さぐりで行いました。
福祉関係者の弟たちと医療職である私ですが、やはり「自分ごと」となると、動揺し、迷い、悩むものです。
そんな中、母が遺してくれていた「遺言ノート」がひとつの指標となり、故人の希望をできるだけ叶えたい私たちに力を貸してくれました。
遺言ノートは、病院で母が息を引き取り、自宅に帰ってきた際にみつかったものです。
自宅で通夜を行いながら、姉弟でポツポツと母の荷物整理を行っている時に発見された、紫色のハードカバーの「遺言ノート」。
真面目で几帳面な母らしいクセのある文字とシンプルな内容で、まだまだ書きかけだと思われました。
空欄だった部分には何が書きたかったのかな……
もう、母に聞くことはできません。

自分の親と終活を
その経験を元に、わたしと同世代の50代のみなさんに向けて「親と一緒に終活ができる」貴重な機会を逃さないで欲しいと思い、ブログに記していくことにしました。
更に「終活」に医療職としての経験・視点も追加していくので、皆さんのお役にたつ情報もお届けできるようにします。
『親の終活 50代の医療職が直面したこと~自分の親と一緒に終活をしてみよう~』
繰り返しになりますが、このタイトルには自分ができなかった事だからこそ、皆さん、まだできるうちにやってみてはどうでしょう、という私の勝手な願いが込められています。
「この人達の子供である私」だからこそ一緒にできる「終活」を考えてみませんか?
デリケートな部分が多いと思われがちな「終活」ですが、より実践的かつ親御さんと話したくなるような内容にしていきます。
良かったら、今後ご自身と親御さんの会話の中で、ふとした時に「そういえばこんなブログがあってね」と活用して下さる場面があれば嬉しい限りです。
本連載でお届けすること(仮テーマも含みます)
人の人生の最期には、思っている以上にたくさんの「初めて」が待ち受けています。
母の「終活」のしめくくりとして、私たち家族がとった行動やその時の思いを、いくつかのテーマに分けてお伝えする予定です。
その体験のあとに“「医療職から解説」”という項目でより一般的・実践的な囲み記事を載せたいと思います。
私の体験の順にお伝えするので「いきなりその判断から!?」と、驚かれる方もいらっしゃるかもしれません。
どうぞ、ご自身に必要なテーマ、読みやすいテーマからご覧ください。
◇第一回『母の急病 病院で家族が決断すること』
◇第二回『自宅でのお通夜から葬儀まで 見送るまでのこと』
◇第三回『母を見送ったあとに 家族の義務とは』
◇第四回『母の大事にしていたもの 守り方・引き継ぐ想い』
◇第五回『一年が過ぎて』
◇最終回『これからの終活 デジタル終活や墓じまいetc』
※随時更新していきます。よろしくお願いします。月に1~2テーマを目標に、第一回テーマは9月中に掲載予定です。

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